僕のがん体験記
(上咽頭がん・腺様嚢胞がん)
Fさん
40代男性
(技師)
Fさん
40代男性
(技師)
がんになった日
3年前の2019年8月頃、滲出性(しんしゅつせい)中耳炎が治らず地元の市立病院にて生体検査を実施。
上咽頭(じょういんとう)がん・腺様嚢胞(せんようのうほう)がんであることが分かった。
腺様嚢胞がん
新たにがんになる人の10万に6人程度の希少がん
がん治療
A病院で更に全身の検査を行い、肺に転移しているのが分かる。
進行がんの転移は、ステージではⅣ_B。ステージの表現では最も悪い状態。
ここから始まる全ての治療は、全て自分で選択していくことになります。医者はこうしてくださいとは言いません。選択肢の説明をするだけです。
セカンドオピニオン
B病院にセカンドオピニオンとして意見を聞きに行く。12,000円ぐらい。
治療① 陽子線治療
A病院では陽子線治療という先進医療が受けられる。10月下旬から11月末ごろまで26日連続で治療を行う。
お金について
2022年10月末時点の収支について(ざっくり)
治療費等支出 | - 2,220,000 円 |
---|---|
高額医療給付金 | + 1,100,000 円 |
保険金 | + 1,500,000 円 |
保険金 (診断給付年金(ライフサポート年金)) |
+ 300,000 円 |
合計 | + 680,000 円 |
自由診療(公的医療保険制度適用外の診療)をしてしまうと、かかる費用はうなぎ登り。
あと、入院すると差額ベッド代、食事代は保険適用外です。(A病院では差額ベッド代0円)僕は大部屋の通路側を利用して常に費用を抑えて入院してきましたが、中にはどうしても個室が良い人もいるみたいです。
病院によりますが、A病院の個室は安くて19,800円です。ちなみに一番高いと1日8万円。
19,800円でも1週間入院すれば14万円・・・これに耐える貯金をするかペイする保険料を支払うか・・・。
通院について
自宅からA病院は、車で20分くらい。タクシーだと片道2,600円。電車+バスで片道500円程度。
通院での治療がメインになりがちなので、出来るならば近場の病院が良い。
ただし、がんはそれぞれ専門の所で治療した方が良いので、罹患した部位に寄るところも大きいかも。
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