卵を使った世界の健康メニュー 卵を使った世界の健康メニュー

“完全栄養食品”といわれるほど栄養価の高い卵。
今回は、世界各国で食べられている卵料理をご紹介。
いつもと違う卵料理で旅行気分を味わってください。

監修・料理作製 高瀬康子

食べ応えのある包み揚げ ブリック

調理時間20分 調理時間20分

材料(2人分)
1個分456kcal
2個
じゃがいも
小1個(100g)
玉ねぎのみじん切り
30g
ツナ缶
小1缶
春巻きの皮
2枚
★塩、こしょう
各少々
★パセリのみじん切り
大さじ1
★ケッパーのみじん切り(あれば)
少々
 
オリーブオイル
適量
小麦粉
適量
レモン
適量
ハリッサ(唐辛子をベースにした調味料)など
お好みの調味料(あれば)

適量

作り方

  1. じゃがいもは1cm角のサイコロ状に切り、サッと洗う。耐熱皿にのせ、ラップをかけて電子レンジで1分加熱する。

  2. ①の上に、玉ねぎのみじん切りを広げて、さらに1分加熱する。

  3. ボウルに②と油を切ったツナ缶、★を入れて混ぜ合わせる。

  4. 春巻きの皮を広げて③をのせ、中心にくぼみを作って卵を落とす。春巻きの皮のふちに、水で溶いた小麦粉をつけ、三角になるよう半分に折りしっかり閉じる。

  5. フライパンに深さ2cmほどのオリーブオイルを入れ170℃に熱してから④を入れ、全体にオリーブオイルを回しながらパリッと色よく揚げ焼きにする。裏面も同様に揚げ焼きにする。

  6. 皿に盛りつけ、レモンをのせる。あればハリッサなどお好みの調味料を添える。

チュニジアのソウルフード

地中海とサハラ砂漠に面しているチュニジアで、“国民食”として親しまれているブリック。具材や味付けはお店や家庭によってさまざまで、カニやエビ、鶏肉などを入れればごちそう感も楽しめます。

作ってみました!

写真のようにお皿にサラダを添えると、朝ごはんにもぴったりのプレートに。春巻きの皮でチュニジア料理が作れるとは驚きでした。

栄養豊富な食材

パセリ

パセリは、ほうれん草の約4倍の鉄分を含んでおり貧血予防につながります。また、体内で皮膚や粘膜の健康を維持するビタミンAに変換されるβ-カロテンも豊富に含まれ、皮膚や粘膜の健康を保ちます。免疫力を高めるビタミンCや、胃液の分泌を促進するアピオールという精油成分も含み、健康と美容に良い食材とされています。