身近な食材を使った薬膳メニュー 身近な食材を使った薬膳メニュー

漢方では病気の原因を「気・血・水」という3つの概念の乱れで表します。
「薬膳料理」と聞くと、難しそうと思われがちですが、実は身近な食材も薬膳料理に使われています。
日常的に取り入れて内側から「気・血・水」を整えましょう。

監修・料理作製 高瀬康子

「血」の巡りをよくする レンジミートボール

調理時間20分 調理時間20分

※主に「気」を改善する食材は緑色文字、「血」を改善する食材は赤色文字、「水」を改善する食材は青色文字で紹介します。

材料(2人分)
1人分396kcal
豚ひき肉
200g
松の実
大さじ1
生きくらげ
20g(乾燥でも可)
★塩
1g
★酒
小さじ2
★こしょう
少々
★片栗粉
大さじ1
 
 
●ごま油
大さじ1
●砂糖
大さじ2
●黒酢
大さじ3
●塩
小さじ1/4
玉ねぎ
1/4個
パプリカ
1/2個
パクチー
適量

作り方

  1. 豚ひき肉に松の実・生きくらげの千切り・★を加えてよく混ぜる。

  2. ①を12等分にして団子状に。

  3. 深めの耐熱皿に●を混ぜ合わせ、②を並べてふんわりとラップをかけ、600wの電子レンジで4分加熱する。その間に、玉ねぎとパプリカを食べやすく切っておく。

  4. ③の肉団子を裏返し、玉ねぎとパプリカを上にのせて、さらに3分加熱する。

  5. 全体を混ぜ、パクチーをのせる。

ポイント

肉団子を丸めるときに、手を水でぬらすと丸めやすくなります。パクチーをのせると「気」が整いやすくなります。

作ってみました!

レンジで簡単に薬膳料理が作れるとは驚き!松の実やきくらげの食感も楽しかったです。

生命活動に必要な要素

血:血液・栄養素

「血」とは、血液および血液が運ぶ栄養素をさしています。体の隅々まで酸素や栄養を運び、精神活動の基礎物質となってホルモンバランスを調整します。「血」が不調になると、女性の場合は生理痛や生理不順になり、めまいや貧血などの症状が起こります。