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「優先すべきなのは、俺なんじゃないの!?」……息子の涙 子育てと仕事の両立の中で気づいた家族の絆

Tさん 30代 女性
QA

「優先すべきなのは、俺なんじゃないの!?」……息子の涙

先日、息子がイライラして帰ってきました。

私も仕事が立て込んでおり、おかえりと言った後、おやつを用意して書斎へ戻りました。


すると、「優先すべきなのは、俺なんじゃないの!?」と半泣きで入ってきました。時短勤務にしたのは子どものため。子どもの心と健康を守りながら、仕事をすると決めていたくせに、息子の様子がおかしかったことに気づきつつ仕事を優先しました。


もちろん勤務時間中なので、私の行動は正しかったと思います。でも、私は大切な一言である、「ママがあとでお話聞くからね。」という、あなたをみている、理解しているという思いやりの言葉をかけなかったのです。



子育てと仕事の両立は簡単ではないです。日々のことだから、今日はいいかなと子どもからのサインをわかってて見て見ぬふりをしてしまうことが自分にも起こり、がっかりしたやら、情けないやらでした。


退社後、息子から「ママさっきはお仕事頑張ってるのに、嫌なこと言ってごめん。子どもっぽくてごめん。」と言われました。私は息子を抱きしめ、子どもなんだからたくさん子どもらしいことを言って欲しいと伝え、二人でウルウルしてしまいました。
そんな様子を見ていた同じく在宅勤務の夫が、いつの間にかコンビニでアイスを買ってきてくれていて、息子の話を聞きながら、一緒に怒ったり、なぐさめたりしました。


私ひとりだったら、きっと自己嫌悪に陥るところでしたが、夫の思いやり、息子の私への気遣いのおかげで反省し、前向きな気持ちになりました。
もしかしたら、子育てと仕事の両立は夫婦だけではなく、子どもの笑顔、しぐさ、大きくなれば言葉も重要なものなのかもしれないなと思うと、家族みんなに感謝です。