うまみが増して、だしいらず 発酵食品を使った健康丼メニュー うまみが増して、だしいらず 発酵食品を使った健康丼メニュー

乳酸菌やこうじ菌、納豆菌、酵母菌などの菌の働きによって
うまみや栄養が増した発酵食品を使った丼メニューを紹介します。

アンチョビの風味がきいている なすとチーズのトマト丼

調理時間20分

材料(2人分)
1人分516kcal
なす
中2本
エリンギ
50g
オリーブオイル
小さじ2
にんにく
1かけ
玉ねぎ
40g
アンチョビフィレ
5枚
※チューブの場合は、20gくらい
 
 
鶏ひき肉
100g
ワイン(赤、または白)
大さじ3
トマト
中1個
カマンベールチーズ
40g
ご飯
丼2杯分(丼1杯は150g程度)
バジル、こしょう
適量

※赤字の食材は発酵食品です。

作り方

  1. なすを厚さ1㎝くらいの輪切り、エリンギは厚さ5㎜くらいの食べやすい大きさに切る。
    油を引かずに中火で熱したフライパンで、10分ほどかけて両面を焼く。

  2. 別のフライパンにオリーブオイルを熱し、みじん切りにしたにんにく、玉ねぎ、アンチョビの順に入れて炒め、さらに鶏ひき肉を加えて炒める。

  3. 鶏ひき肉がほぐれたら、ヘタを取って四つ切りにしたトマトを皮目を下にして入れ、ワインと①の野菜を加える。ふたをして中火で4~5分煮込む。

  4. トマトが柔らかくなったら皮をはずしてつぶし、ふたをしないでさらに煮込む。水気がなくなったらこしょうを加えて火を止め、食べやすい大きさに切ったカマンベールチーズを加える。

  5. 丼にご飯を盛り、④をかけて、バジルを添える。

お料理ポイント

チーズは、ブリーチーズなどの重くないナチュラルチーズも合います。ワインは、白なら色鮮やかな仕上がりに、赤なら重厚な仕上がりになります。
副菜にはヨーグルトフルーツサラダがおすすめ。ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌による整腸効果が期待できます。

もっと知りたい発酵食品

アンチョビ

カタクチイワシの頭と内臓を取り除き、半年ほど塩漬けにして発酵させたのち、オリーブオイルに漬け込んだもの。発酵させることでうまみが増し、保存性も高まります。フィレ(切り身)の瓶詰や缶詰、チューブ入りのものなどがあり、調味料として料理に使うと、少量でも料理に奥行きがでます。